機関車トーマスの「役に立つ機関車になるんだ!」はブラックの香り?
子供と機関車トーマスを見ていると、機関車たちが自発的によく言うんですよね。
頑張るとき:僕は役に立つ機関車になるんだ!
失敗したとき:役に立たない機関車はスクラップにされてしまうんだ(>.<)
これを人間に変換すると、こうなりますよね。
頑張るとき:僕は役に立つ社員になるんだ!
失敗したとき:役に立たない社員は首にされてしまうんだ(>.<)
役に立つ社員になる=会社に都合の良い社員になる>>>自分の能力が向上した結果会社に貢献する的なイメージで、それを社員が自ら積極的に口にする会社って、真っ当な感じはしない。
つまり、ソドー鉄道はブラック企業!?
なので、妻に「こんなブラック寄りな社畜養成番組を教育テレビで放送するなんてて!」と冗談で言ってみたんですよ。
そしたら「役に立つ社員になるんだ!のどこがブラックなのか分からない」と言われて、あれ~?って。。。
まあ、いろんな考え方がありますよね。
ということを考えていた一日でした。
VALUの凄いところ
VALUってサービスがこっそりローンチされたじゃないですか。
VALU自体については下記記事におおむね同意で
時価総額の単位がBTCになってるけど、実際に取引されたBTCではなく、換算したらこれくらいになるって金額だし、登録している人が偏っているし、マネーゲームばりばりなのに↓のようなひよったコメントをする登録者がいたり、PARTYが出資してたりと、一般人が手を出すのは非常に危険な香りがします。
マジでVALUは新しい評価経済の可能性なので、マネーゲームに巻き込むのはかんべんしてやってくれ。ここは評価経済の実験場として、もう少し低空飛行してから離陸すべきなんだ。
— 深津 貴之 (@fladdict) 2017年6月5日
ただ、個人的にはそんなことはどうでもよくて、下記を満たせば「仮想通貨交換事業者への登録」不要ってことを教えてくれたことが素晴らしいと思うのです。
・ビットコインの購入/換金を外部サービスにする。
パチンコの三店方式がグレーなのと一緒な感じですかね?
過去、アイドルを株式に見立てて、メジャーデビュー=IPO的なイメージでサービスをやりたいと思ってたのですが、資金決済法への対応が難しかったのであきらめたことがありました。
ビットコイン以外にも仮想通貨があるので、結構面白いサービスができるんじゃないかと思います。
会社に対する忠誠度は大事
「会社に対する忠誠度は大事」と書くと「この社畜め!」「社畜育てて楽しいですか?」みたいな話になると思いますが、実は仕事を行う上で必須な大事な要素だと思っています。
※忠誠度=会社の文化に納得できているか、でしょうか。
通常、仕事は部署やプロダクト/サービスに配属されて行います。
各自がパフォーマンスをだすには、能力向上やスキルを増やすことも重要ですが、プロダクト/サービスへの熱意といった精神的なものもとても重要です。
で、この精神的なものに大きく影響を与える「情熱・やる気」の元が会社に対する忠誠度だと思うのです。
忠誠度が低いとこんな悪影響が。。。
・チームプレイが減って個人主義が増え、コミュニケーションコストが増加し、全体のパフォーマンスが低下
・報連相が雑になって情報が回らなくなり、勝機を逃したり、つまらないミスが増えて売上が低下
・会社が発信する情報/施策が間違っていても指摘しなくなり、悪い方向に加速
・会社が発信する情報/施策をネガティブにとらえるよう(本当に悪い場合もありますが)になり、無意識のネガティブキャンペーンが拡大
・好調に推移していても常に不満を抱えているので、ふとしたきっかけで大きく爆発し、人が辞める。
じゃあ、今忠誠度低いけど自分が悪いのか?となるとそんなことはありません。
忠誠度というのは会社が育てるものです。
忠誠度が低い状態であるということは、会社が適切な状態でないか、その会社にあっていないかのどちらかです。
周囲の人間を巻き込みつつ会社を適切な状態にして行くのが理想ですが、どうやっても適切な状態にならない・会社の文化に馴染めないのであれば、転職するか、割り切って副業やプライベートを充実させるのが良いと思い明日。
まあ、個人的には「転職のコスト/リスク」>「会社を適切な状態にする活動のコスト/リスク」となったら、転職するのが一番良いと思います。
どんだけやっても変わらないものってありますから、変に消耗するのはもったいないです。